冬の朝の起きにくさを改善!すっきり起きる方法
記事の著者:ワイエスハートケア代表者
冬の朝は布団が恋人になりがちですね~。
仕事や学校に行くぎりぎりの時間まで布団から出れない、さらには、そのまま二度寝してしまうことも少なくありません。
冬の朝は他の季節と比べてなぜ起きにくいのか。
起きれない原因と起きれるようにする対策、そして冬の朝でもすっきり起きる方法について、上級睡眠健康指導士有資格者で、かつ、90分ショートスリーパーでもある睡眠のプロがお答えします。
冬の朝が起きれない原因
冬の朝起きれない原因はズバリ《布団の中と室温の寒暖差》によるものです。
例えば今朝代表者が起きる時間の寝室の室温は20.9℃でした。
寝やすく起きやすいバランスが取れている室温は19℃~24℃くらいです。
寝やすく起きやすい室温に幅があるのは、自身の布団の好み(枚数やどんな布団を使用するか)など調整しても問題の発生しにくい範囲となります。
例えば、室温が15℃で寒いがために、布団を何枚も重ねると、寝やすくなる一方、布団のぬくぬくして気持ちいいから布団から出たくない『快』という脳の判断と布団から出たら寒いという『不快』という脳の判断により、不快を遠ざけ、快を選択し、布団から出ないという行動をするわけです。
冬が寒くて起きれない原因はこのメカニズムによるものです。
朝起きれるようにする事前対策
起きるときは『快』と『不快』の差を縮めることで不快と感じないようにする又は感じにくくすることが必要ということになります。
冬の朝の事前対策として前日の夜やっておくと良い例
- 室温は19℃~24℃、湿度は50%~60%を保ちます。湿度を上げると室温は上がりやすくなる。
- かぶる布団を重ねすぎるない。重ねるほど起きにくくなります。
- 暖房やファンヒーターなどで室温を上げて、布団はあまりかぶらないようにして、布団の中と室温の差を縮める。
- 暖房対策ができないときでも、布団に入るときは厚着(重ね着)を出来る限り避ける。
- 朝起きた時にすぐ着こんで寒暖差を素早く除去するために、布団の中などで朝起きて着る上着を温めておく
以上5つが事前対策として実行しやすい一例になります。
代表者が実際に行っている事前対策
- 暖房を26℃~28℃に設定し、風量は小~中。室温は21℃~22℃であることが多いです。
- 湿度は50%~60%になるように加湿器を調整します。加湿器は長時間使用できるものです。
- 掛け布団はタオルケットと羽毛布団(薄い)の2枚のみです。
- 寝るときの服装は、Tシャツにトランクスのみです。
これで代表者自身が「起きるときに辛いと感じない」ように対策OKです。
冬の朝でもスッキリ起きる方法
さて、事前対策が済んだら、いよいよ本題です。
冬の朝の布団の中⇒室温の寒暖差がある場合、ほんのわずかでもその寒暖差の辛さは発生します。
➀寒暖差の辛い時間を出来る限り短くする+➁布団から出て立ち上がって行動する。ということが重要になります。
- 事前対策で不快度が低いということで脳を「安心」させます。
- 不快度が低いので行動を起こしやすくなり、布団から出やすくなります。
- 布団から出たら大至急、上着を羽織るなどめちゃくちゃ早く寒暖差減らすことで、そして、瞬間的に寒さにさらされることで脳や目が冴えます。
- 脳や目が冴えることで、さらに次のアクションを起こしやすくなり、睡眠慣性対策にもなります。
この一連の行動を習慣づけることでスッキリ起きやすくなります。
すっきり起きる方法を実行することで、早い人では2回目の朝以降からスッキリ起きれるようになります。
寝る前の事前対策~朝スッキリ起きる方法を実行して、冬の朝でも自然の起きれるようにしていきましょう♪