夫婦円満

【夫婦円満になるための秘訣】

夫婦円満の秘訣

夫婦のあり方

記事の著者:ワイエスハートケア代表者

『結婚は人生の墓場』『結婚すると自由がなくなる』など言われていますが、そんなことはありません。

夫婦関係の考え方やお互いに対する態度を改めるだけでもめることが減り、ケンカが減り、総じて夫婦問題が減ります。

夫婦円満になるための秘訣やちょっとしたコツをお伝えしていきます。

夫婦が円満になるには基本的な態度から

対等関係

夫婦は、対等関係であることが前提となります。

以下のことで言い争っていませんか?

  • どちらの仕事が大変か
  • どちらが人として優秀か
  • どちらの給料が高いか

などなど。

これらのマウントを取ろうとする行為は、マウントの取り合いが発生し、けんかの原因を生み出し、悪循環をたどり、夫婦関係の問題を引き起こします。

 

どちらが上かなんてどうでもいいんです

 

夫婦関係という狭いコミュニティである以上、アドラー心理学でいう『人として対等関係』はさすがに無理がありますが、どちらも基本は縛らない程度にざっくりと把握し、時には具体的に把握して協力し合うことでお互いの気持ちや状況を協力・調整することで、夫婦としての対等関係を適度に意識し、保つことで夫婦婦関係の問題が起きにくくなります。

信頼と信用

信頼と信用の定義・修復方法については下記ブログを参考にしてください。

信頼と信用の違いと修復(回復)方法についてはコチラ >>

 

夫婦関係を円満にするにはは、信用と信頼の考えを区別する必要があります。

事例は以下の通りです。

信頼

何時に帰ってくるか細かく聞かない。

予定より遅くなっても多少は待ち、『まだ終わらないの?』と追及しない。

信用

何時帰ってくるかを細かく聞く、会社の飲み会がある場合に異性がいないかを確認する。

異性がいないことが確認出来たら追及をやめる。

信頼と信用の混合

無条件で相手の自由な判断に基づく行動は信頼

条件をつけて自身が出した条件を相手がクリアしたならOKとするのは信用

ということになります。

 

何度も何度も飲み会があれば、細かく聞くことも増えるでしょうし、聞く回数も増えることが自然なことであると言えます。

信頼と信用は、状況に応じた使い分けをおこない、夫婦それぞれの性格に合わせてバランスを保ち、夫婦喧嘩が起きにくくなります。

日頃から信頼を得られるような行動を心掛けることも大切であることは言うまでもありません。

夫婦円満の秘訣の具体的なコツや方法

夫婦円満の秘訣

夫婦が円満でいるためには、色々なことを考える必要があります。

以下に具体的によく恋愛電話相談や夫婦関係電話相談でよくアドバイスする内容についてお話していきます。

話し合い

夫婦関係修復の悩みを多数お伺いしている中で、真っ先に『足りないな』と感じるのが話し合いです。

問題発生前・発生後、お互いの意見を聴き、意見を尊重して話し合って協力・調整することで夫婦喧嘩の予防や早期解決に繋げることができます。

お互いに話を聞いてみないとわからないことだらけです。

勝手な思い込みで分かった気になって物事を進めていくことの無いようにしましょう。

共働き

夫婦共働きでよく起こる問題として、よく見られるのは、『自分のほうが忙しいから、家事はあなたがやって!』『こっちはそっちより稼いでる!だからそっちが家事やって!』というもの。

どっちが忙しいか・稼いでるという主張は相手に伝える程度には必要ですが、過度なアピールは止めましょう。

どっちが上かという話をしているくらいなら、その間にも家事などをすることによって問題は解決していきます。

給料の高さは比べるものではありません。

マウント取りをしていると、いつか追い抜かれてマウント取りの仕返しをされることも起こりえます。

夫婦相談をお伺いしている中で、夫婦共働きで非常に多くのケースは奥さんの家事・育児の負担が過大あることです。

旦那さんも家事・育児に積極的に参加すれば、奥さんの負担の大きさを体験することで、共感でき、協力・調整する気持ちが持ちやすくなるでしょう。

家事分担

家事は大きく分けると、ごはんの用意と片付け・洗濯・掃除ですね。

家事は夫婦ともに嫌になっているケースが非常に多いです。

収入にはならないし、疲れるだけなので嫌になってやりたくない気持ちになってしまうのは仕方ないことです。

やりたくないことだからこそどちらが何を負担するか話し合って決めましょう。

お互いが開き直って積極的に家事ができる場合は、あえて分担せず、その時の気分でどっちかが家事をするというのもありです。

ただし!分担するといっても、仕事で残業があった李体調不良などの何らかの事情で分担した家事をこなせないこともあります。

その時にできないこと(やならなかったこと)を責めてはいけません

責めることは、相手の自尊心を低下させ、やる気をも低下させてしまいます。

育児

赤ちゃんから小学生低学年あたりまで『ママ』に本能的になつきます。

旦那さんは、頑張ってもママにはなることはできません。

だからといって、「奥さんが育児を行った方が効率がいいから」という謎の理由で全部奥さんに「押し付ける」のはダメです。

育児の負担は仕事の忙しさとは別物ですから、『俺のほうが忙しい』『仕事のほうが大変なんだ』など比較対象として一切成立しません。

旦那さんは『パパ』として、ママのサポートを積極的に行ってください。

夫婦円満には育児の夫婦共同作業も欠かせません。

夫婦の価値観

夫婦関係において、重要な価値観は、『➀生活に関すること』『➁相手を大事にすること』です。

他にも夫婦間の個別の大事な価値観はありますが、夫婦関係で一番密接に関連することが、上記二点です。

恋愛でうまくいっていたのに結婚したらうまくいかないのは、ざっくりいうと、➀の価値観は合うけど、➁の価値観が合わなかったというのは大きいかと思います。

➀の生活については相手のことが自分のことに直結する場合もあるので協力してくれることはありますが、➁の相手を大事にするということが夫婦生活を継続していくうちに薄れていくケースが多いです。

相手の気持ちを大事にすることは、自分の気持ちを大事にする・大事にしてくれるということにも直結します。

上記二点以外にも趣味や何らかで培ってきた経験など大事な価値観はありますから、①②が合わななかった場合でも、他の大事な価値観で上記二点を補填できるケースもあります。

共通の趣味

共通の趣味を持つことは、楽しいという感情が強くなるので、対話・行動において飽きが発生しにくく、思考・感情が更新され続けるので、夫婦円満のためのマンネリ化予防にもなります。

すべての趣味を合わせる必要はありませんが、共通の趣味を持つことは夫婦の楽しみを模索することにもつながるためおすすめです。

相手の趣味への好奇心を忘れずに。

年齢差婚

弊所代表者と前妻はめちゃくちゃ年の差があります。

しかし話が合わないことはあまりないということはありませんでした。

話が合わないはずなのに、なぜ問題が起きないのでしょう?

それは『相手の関心に関心をもって接する』ということをお互いに行っているからです。

生活の考え方も趣味の考え方も広がり、だんだんシンクロしてくることで、思考や感情がお互いに歩み寄っていくので、やがて年齢差は感じなくなってきます。

コミュニケーション不足

コミュニケーション不足は問題が起きやすい原因の一つになります。

相手の負担にならない程度にコミュニケーションはとりましょう。

適度なスキンシップ

スキンシップがゼロだと『興味がない』ようにみえてしまうので、スキンシップは必要です。

しかし、過剰なスキンシップは、相手を不快にさせたり、相手の行動を制限するに至ることもあります。

過度なスキンシップにならないよう、相手にとって適度になるように配慮が必要になります。

空気みたいな存在

『空気のような存在』で一緒にいることが当たり前、存在をとくに気にしていないという場合にはちょっと危険かもしれません。

この比喩表現は感じ方次第で、離婚するタイプ予備軍か安全な夫婦かが分かれ、安全な夫婦として考えた場合にもマンネリ化につながる可能性があります。

相手への想いを今一度見つめなおす必要があるかもしれません。

ただ、『空気のような存在』で安心できる・必要不可欠な存在という気持ちの時は即問題となる可能性は低いでしょう。

婚前契約書

結婚前に事前に取り決めをしておくことも適度な範囲であれば大事なことと言えるでしょう。

適度な範囲とは、相手の権利を大きく制限したり、相手に大きく義務を課すようなことになれば、それはとても適度と言えず、夫婦円満からは遠くなるでしょう。

弊所代表者も現妻と婚前契約をしています。

婚前契約したからと言って、ずっと継続できない場合もあります。

その際はきっちり話し合いましょう。

また、婚前契約書には正しい書き方や婚姻届の提出前に登記をするなどの手続きも存在しますので、事前に司法書士や弁護士に相談しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

恋愛と違って、夫婦はもっと深い関係にあるため、夫婦問題の解決は難易度が高いです。

このブログ記事を参考に、夫婦問題解決の参考になればいいなと思います。

 

多くの夫婦が円満でいられますように☆彡

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