恋愛テクニックの一つである好意の返報性ってめちゃくちゃよく聞きますよね。
恋愛関係や夫婦関係のみならず、人間関係全体に効果があります。
ただ、どの程度効果があるのか、本当に人が好きになるのか。好意の返報性とはなにか。注意点についてお話ししていきます。
記事の著者:ワイエスハートケア代表者
好意の返報性とは
人は他人から何らかの好意を受けると、お返しをしなくてはいけないという意識が芽生えます。
例えば、バレンタインデーとホワイトデー、誕生日プレゼントを上げることでもらった相手も返したくなります。
このように、好意を示すことで相手も同様の意識が芽生え、好意を返してくれることがあります。
恋愛関係におけるこのような心理状態を『好意の返報性』と言います。
この好意の返報性を利用することが恋愛テクニックではよく知られているというわけです。
好意の返報性ってほんとに好きになるの?
ここからが本題。
この恋愛心理テクニックでほんとに好きになる効果があるのか。順を追って解説します。
彼氏彼女間の効果
彼氏彼女間であれば、お互いを好きである気持ちが既に存在し、好きである気持ちが強いことから、効果は大きいです。
ただ、重いと逆効果となり、相手が引いてしまい、急な別れへとつながりかねません。
例えば、高校生同士のカップルで、彼女が彼氏に対して5000円の洋服を買ってくれたとします。他方、彼氏は彼女に対し20万円相当のイニシャル入りの婚約指輪を渡します。
さすがに彼女はひいてしまうのではないでしょうか?お互いを想いやって価値観のズレが無いように進めないと逆効果になりますので注意しましょう。
『重い』については下記のブログを参考にしてください。問題が起きないように注意しましょう。
彼氏・彼女に「重いから別れる」と言われた!重いとは?基準を解説 >>
夫婦間の効果
夫婦間の場合、新婚とマンネリ化した気持ちの状態で効果が変動します。
新婚で子供がいなければ、彼氏彼女間と効果にさほど変化はないでしょう。
マンネリ化の場合はタイミングを合わせることで効果を発揮しやすいです。
あるあるなのは、結婚10年目に旦那さんが奥さんに対して、記念の指輪やアクセサリー(一方的好意)、旅行(二人で楽しむ)等をプレゼントすると、翌日以降、奥さんが旦那さんに対して手の込んだ料理を振舞ってくれるといったことが起きます。
夫婦間では婚姻届の提出・受理日を基準とした年月や誕生日などタイミングが大切です。
片思いの効果
一番気にすべき点は『片思い』です。
「好意の返報性を利用すれば、好きな人に振り向いてもらえますよ!」という恋愛カウンセラーが結構いるんです。
片思いの場合は効果の差が極端に変動します。
何かをプレゼントすることで、相手が好きになってくれて、プレゼントを返してくれる場合ももちろんあります。
ただ、全く効果がない場合もあります。次の注意点で解説します。
注意点
全く効果がない理由がちゃんとあります。
単純なもので、相手が自分に興味が無い又は元々すごく嫌われていれば、好意自体を受け取ってくれずに拒否されます。
このように、そもそも好意の返報性が利用できない場面も存在するので、相手の気持ちをある程度知っておく必要があります。
気持ちを知ることについて、以下のブログ記事が参考になるかと思います。
恋愛や夫婦関係で相手の気持ちを知る方法-すれ違いや夫婦喧嘩を予防する >>
まとめ
好意の返報性を適切に利用すれば、恋愛テクニックとして効果を発揮します。
効果のない相手に実行すれば、単なる嫌がらせでしかないことに注意しましょう。