相手の気持ちをしっかり聞くことは恋愛関係や夫婦関係において非常に大事です。
相手の気持ちを聞くのはなかなか難しいですよね。
今回の記事は、相手が気持ちを伝えやすくなる恋愛心理テクニックをお伝えします。
片想い成就・彼氏彼女関係・夫婦関係に役立ててくださいね。
記事の著者:ワイエスハートケア代表者
自分の気持ちを先に話す
ちょっと言葉の使い方が大変になるのでAさん・Bくんという架空の人物を用いて話していきましょう。
Aさん(自分)からすれば、Bくん(相手)の気持ちを何とか知りたいと思っていますが、同時に、BくんもAさんの気持ちを知りたいと考えているかもしれませんが、恋愛相談・恋愛カウンセリングを受けている中で、自分の気持ちを有利に進めるために、相手から先に話をさせたいという人が非常に多くみられます。
これの態度は相手にも伝わり、警戒心を高めさせてしまい、気持ちを伝えてくれにくくなってしまいます。
相手の気持ちを早く聞きたい場合は、先に自分の気持ちを伝えましょう。
心理学ではこれを「自己開示」と言い、自己開示することで、自然と相手が話しやすい雰囲気になります。
相手の気持ちをコソコソ探ろうとしない
「相手はわたし(ぼく)のことどう思っているんだろう、友達経由で聞いてもらおう」という方がいます。
これは中学生や高校生等の学生の恋愛、特に片想いでよく見かけますね。
フラれるのが怖いからということがあるかもしれませんが、探りすぎるといずれ相手の耳に入り、警戒心・不快感を与えてしまう結果となり、告白する前にすでにフラれることが決定することがあります。
コソコソ深く探りすぎないように気を付けると共に、相手との距離感を大事にして直接接していく方が相手の気持ちを聞きやすくなります。
相手が関心を持つことに自分も関心を持つ
これはアドラー心理学で提唱されている技法で、現代においても恋愛関係に留まらず、対人関係全般で広く使用できます。
例えば、相手がダンス好きだけど、自分は今まで興味を持っていなかったします。興味が無いことに対し、相手のダンスについて積極的に色々聞いていきます。
相手の好きなことをどんどん聞いて悪い気がする人は少ないです。相手の関心ごとに関してどんどん自己開示してくれるようになり、さらには他のことにも話題を広げて話してくれるようになってきます。
傾聴-とにかく聞く
傾聴は心理カウンセリングでも基本姿勢として用います。
聞く✕・聴く〇と、言葉を気にする方がいますが、ここでは特に触れずに進めます。
「傾聴」とは、相手が話しているときに自分が言いたいことや反論したいことがあっても相手の言葉を、自分の言葉で遮らず(さえぎらず)、とにかく聞くことに徹し、相手の言葉を優先して聞きます。
話している側は、『わたし(ぼく)の言葉を受け入れてくれてるんだ』という気持ちになり、より一層話しやすい状況になります。
うなずく・相槌
相手が話してくれていることに、うなずくことで相手が話しやすくなってどんどん自分の話をしてくれるようになります。
注意点としては、なんでもかんでも相槌を打てばいいというわけではなく、相手の話に合わせて、適度な間隔を保ってうなずくことを取り入れていきましょう。
ミラーリング-繰り返し
ミラーリングとは心理学用語で、繰り返しのことを指します。
Aさん「ソードアートオンラインが好きなんだよね~。特にキリトが好きで・・・」
Bさん「うんうん、ソードアートオンラインが好きなんだね~、キリトについてもっと聞きたいな」
という感じで、相手の話に興味があるようにを伝えることができます。Bさん(相手)は、Aさん(自分)が興味を持ってくれていると感じ、さらに話をしてくれるようになります。
ただし、こちらも相槌と同様、繰り返し過ぎると、相手が不快感を抱くので適度さが必要になります。
まとめ
恋愛心理学・夫婦心理学に基づくこれらの恋愛テクニックを一つ使用すると、その他の恋愛テクニックも併用しやすくなります。
併用することで恋愛や夫婦関係でより一層相手の気持ちを聞きやすくなり、聞けないので察する ⇒ 勘違いが起きやすい ⇒ すれ違い ⇒ 喧嘩という連鎖的な流れを予防しやすくなります。
恋愛テクニックを活用することで、皆さんの恋愛・夫婦関係がうまくいくようにお祈りしています☆彡