【うつ病で朝起きれない・仕事にいけないときなどの様々な対処法】

うつ病で朝仕事に行こうとしても動けない時の対処法

記事の著者:ワイエスハートケア代表者

うつ病になると、動けないー無理ー。

動こうと思えば動けるとは言うけれど、動けないから動こうと思えないんだって!

 

夜はそこそこ動いてたけど、朝になると動けない。

仕事に行こうとすると動けない。

 

という方は多いのではないでしょうか?

ぼくもうつ病のときは、朝になると仕事に行こうとしても動けませんでした。

結果、朝になると仕事に行けなくなることも多々ありました。

自営だったので、(当時)代表取締役としては仕事しない訳には行かないので、朝に行けなければ夜でも何でも行ってました。

 

結果はさらに動くのが辛い。

なので翌日の朝はさらに仕事に行けないという悪循環でした。

 

では、うつ病で動けない時はどのように対処すればよかったのかという対処法についてお話していきます。

  1. うつ病の定義
  2. 疲れが抜けなくて動けない時の対処法
  3. 朝になると動けない時の対処法
  4. 仕事前の時間になると動けない時の対処法
  5. 何やっても無理な時の対処法

うつ病の定義

まずはうつ病の定義の確認です。(DSM-5より)

 

うつ病はその症状のあらわれ方で、大きく2つに分類されています。
抑うつ状態だけが起こるタイプの「うつ病(大うつ病性障害)」と、抑うつ状態と躁(そう)状態の両方が起こる「双極性障害」です。

 

ここでは双極性障害の説明は省きます。

 

うつ病は大まかに言うと、さまざまな生活上、仕事上のストレスが引き金となります。

この生活や仕事で、うつ病を発症するケースが増えています。

症状は様々で、①抑うつ気分や②物事に対する興味や関心が低下、③体重の減少、④疲れやすい、⑤不眠、⑥希死念慮など、心だけでなく体にも影響を及ぼします。

疲れが抜けなくて動けない時の対処法

疲れてるから動けない…というときは、『実際に疲れてはいない』ということを覚えておきましょう。

うつ病における疲労は、『疲労感』です。

 

朝になると体が重くて動けない…

疲れすぎて動けない…

は、実は思い込みです。

 

ただし!!思い込みだと思って侮ってはいけません。

疲れて動けないという身体症状は実際に現れます。

 

疲れて動けない。または、朝になると疲れが出て動けないなどの対処法は以下の通りです。

 

まず、多くの場合は、寝たきりでは無いと思います。

動ける時がどこかであると思います。例えばトイレに行く時など。

その延長でもう少し動いてみてください。

 

朝外に出て運動するといいとは言いますし、その方が当然いいんですけど、なかなか難しいケースが多いです。

 

まずは夜でもいいから無理のない範囲で動いてみましょう。

繰り返していくうちに行動時間が増えて、行動範囲が広がります。

 

『無理』と考え込みすぎず、トイレに行くなど動いた時になんとなーくそのままとのんびり歩いてみてください。

朝になると動けない時の対処法

ワイエスハートケア代表者は、朝になると動けない、仕事の時間になると動けないというのが特に強かったです。

 

朝は、健康な人であっても気分が沈んでいて動くのが辛いケースが多いです。

 

なので、うつ病でさらに辛い状況にある人で朝動けない時の対処法は、『動きません』。

朝動くのが辛い時に動こうとすると、より一層動けなくなります。

 

朝陽を浴びれるなら浴びた方がいいです。朝日を浴びれないほど辛いなら、暗いままでも構いません。

 

『頑張って動こうとするのをやめてください』

 

それでももし頑張りたい時は、家族や配偶者などに手伝ってもらって一緒にのんびり朝動いてみたり朝陽を浴びたりしてみましょう。

仕事前の時間になると動けない時の対処法

ワイエスハートケア代表者はこっちも強かったのですが、朝動けないのとだいたいセットになっています。

 

朝動けない時の対処法同様、動きません。

『仕事に行かなくちゃ!』

『仕事しないと迷惑がかかる!』

など、仕事について考えないようにしてください。

 

少しでも仕事をしたくなったら、元の仕事に戻ろうとせず、まずは簡単なもので構いません。

短時間で、週1でもOKです。

 

仕事はできるところからやっていきましょう。

何やっても無理な時の対処法

何やっても無理な時の対処法は、まさにどうしようも無いので何もしません。

無理なもんは無理です。

 

うつ病になりやすい人は、真面目、責任感が強い、努力家などであることが多く、この性格が起因のひとつとなっています。

 

なので、時には頑張らないことも必要なんだと受け入れられるようになりましょう。

 

頑張らない自分を受け入れることによって、だんだん動けるようになってきます。

 

焦らず、動くことより心の休養を優先にしましょう。

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