【在宅勤務等の問題を心理学観点から考える】

新型コロナウィルスの影響によるテレワーク・在宅勤務が急増

記事の著者:ワイエスハートケア代表者

 

新型コロナウィルスによる影響・さらには緊急事態宣言により、テレワーク・リモートワークといった在宅勤務が増えてきましたね。

 

ワイエスハートケア代表者はもともと在宅勤務が原則ですが、※恋愛電話相談が激減し、三月後半~四月の相談件数はまさかの『ゼロ』です。

びっくりしています。。。

他にも仕事を増やそうと奔走しています。

※ワイエスハートケアで受けている恋愛相談とは、『彼氏彼女の恋愛関係』だけでなく、『夫婦生活』『不倫関係』『浮気』なども含みます。もちろん複合的な問題も相談・カウンセリングしています。

さて、恋愛電話相談がここ一か月半ないことからすると、外出者が減っているなどのことから、他者との接触が減ることで、対人関係の悩みも減っているのかもしれません。

緊急事態宣言による強度の外出自粛要請で、新型コロナウィルスへの感染予防へとつなげて早期に収束することを切に願います。

 

職場でのもめごとが減る一方で、夫婦や親子といった家族での対人関係の悩みが増えているのではないかと推測します。

さらには、この状況がいつまで続くか分からない不安があると思います。

 

色々な方が、政治・経済・法律などなどの観点からいろいろ発信されていますので、ワイエスハートケア代表者は、心理学という人の気持ちの観点から、いくつか気になった点があったので、在宅勤務が激増することへの危険の可能性と対策をお話します。

 

そして在宅勤務できない人達からの視点についても考えてほしいなと思います。

テレワークなどの在宅勤務の心理学観点からの危険

予測ではありますが、親子関係・兄弟姉妹はそこまで大きな問題になるリスクは大きくないと考えています。

 

もっとも、元から問題となっていればもめる可能性がありますので、何かあれば問題がおおごとになる前に早めに適正な機関に相談しましょう。

 

恋愛電話相談 も激減していることから、➀:恋愛関係と会う機会が減っていること、➁:➀に続く話すこと自体も減ること、➂:『外出自粛要請』による「仕方ないよね」という失望感無力感もあるんだろうなと予測しています。

 

外出自粛要請は知らず知らずのうちに、心に大きな影響を与えています。

 

この影響は基本的には悪影響です。

先に述べた制限により発生する『失望感』『無力感』が前提として存在します。

しかし、生きるために最低限の行動をします。そこに伴う『不安』『不満』

そして、自ずと不安や不満をぶつける相手は接触がある『生活用品や食品販売のお店の人』、『家族』になっていきます。

 

不満をぶつけた結果、ツルハドラッグなど一部薬局では朝からのマスクの販売と取りやめるなどに発展しています。

 

薬局問題は今回取り上げません。

 

家族関係は、兄弟姉妹や親子はおおごとにならないのではというのは先に話した通りです。

外出自粛要請と似たような気持ちの関連性から、親からの制限や命令などは受け入れやすくなっています。大ごとにならないのはそのためです。

 

ここで取り上げる問題は夫婦関係です。

新型コロナウィルスにより、離婚にまで発展しています。

在宅勤務や休業・解雇で、給料が減って生活が困窮してもめたとか、話す機会が増えてひょんなことからもめたとか、もともと仲が悪いところでコロナというもトドメがきたのかもしれません。

心理学観点からの夫婦関係の対策

➀  新型コロナウィルスの件の前は問題なかったケース・・・この場合、しっかり話し合って調整していけばすぐに持ち直せると思います。

『僕(私)は○○やらないけど、あなたは○○をやってよね!』という拒否+押しつけは当然ダメです。

協力・調整をしっかり行ってください。

 

➁ 夫婦間ですでにもめているケース・・・新型コロナウィルス以前からもめていて今回さらにヒートアップした場合、原則は冷静に話し合って・協力・調整ですが、話し合いにすらならないケースは大ごとになる前に離婚するというのも選択肢の一つです。

自分の心を守るために、大きくもめている相手に執着しないで手放すことが大事なこともあります。

 

夫婦間では話し合い・協力・調整というのは大原則です。

在宅勤務できない人達が支えている

ここでもう一つの問題です。

在宅勤務できない人達がいます。

 

スーパーや薬局、病院など生活用品や食品、その他色々な配送業のかた、そして何より医療現場で仕事をしている人達。

色々なところで自粛不可能な人たちがいます。

 

配送業をしている親がいるということで、子供に問題が発生したというニュースを見ました。

 

これは『不安』『恐怖』から、自己保身優先でこのようなことを平気で言ってします人たちがいます。

 

在宅勤務できない人への対応が悪ければ、ツルハドラッグのようにつきはなされてしまうかもしれません。

例えば、『配送していて文句言われるならそんな仕事辞める!!』といって配送する人がいなくなり、生活物資が届かなくなることが出る可能性はあります。

医療従事者へ文句を言えば医療従事者の不満が爆発し、しっかり対応してくれなくなるかもしれませんし、退職者が増加してキャパオーバーで対応できなくなる病院も出てくるかもしれません。(すでにキャパオーバーという声もあります)

 

在宅勤務できない人達に不満を向ければ、人として当然、不安や不満、恐怖という気持ちが高まります。

 

在宅勤務できない人たちの支えがあって生活が成り立っていることを忘れてはいけません。不満をあらわにして文句を言うなんてもってのほかです。

感謝の気持ちをもって優しく接することを心がけましょう。

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