精神科で診察する必要性
正確な診断とスムーズな治療
記事の著者:ワイエスハートケア代表者
まず、身体に問題がないか、内臓や脳機能などに客観的な異常がないか、医療機関で調べること強くお勧めします。
所見がないことを確認してからでないと不眠症の改善にあたり、精神科での治療が適切なのか、医療機関に頼るか否かの判断ができません。
現在引き起こされている不眠症が、身体関連にないことを確認できれば、精神科での治療がスムーズに進みます。
公の証明書の発行
公的な証明(診断書等)ができるのは医療機関の医師のみです。
仕事や学校を休む場合や、長期となる休職や休学などの場合には医療機関にかかることは必須になります。
不眠症が改善してきても、病院等での診察は怠らないようにしましょう。
睡眠薬の活用方法
睡眠薬で不眠症が治ることはありませんが、即効性があり、眠ることについて非常に効果が高いです。
不眠症によって眠れなかった方には安心して眠ることができ、眠れなかったストレスが大きく軽減します。
睡眠薬は不眠症を対処薬は対処療法にすぎないことに留意が必要です。
いずれ耐性がついて効果が感じにくくなり、より強力な睡眠薬や、より睡眠薬の量を増加させるという悪循環を辿ることになります。
不眠症のみならず、うつ病などの精神疾患を併発することにも繋がりかねません。
病院から睡眠薬を服用している場合、睡眠薬が効いている間に、睡眠カウンセリングを併用し、不眠症の改善を目指しましょう。
ODの危険性
ODとは、オーバードーズの略で、薬物を過剰摂取することを指します。
2023年、トー横キッズの睡眠薬の過剰摂取が話題となりました。ODは心身へ悪影響を与え、睡眠薬の効果が切れた時、非常に辛い思いをすることになります。
同年2023年、糖尿病薬がダイエットに有用と言った誤った服用により、本来必要な患者さんに薬が不足するという事態にも発展しました。
睡眠薬にも同じことが起きる可能性もあります。
本来の用途以外で、かつ、過剰摂取をすることはやめましょう。
まとめ
精神科や睡眠専門医で受診は大切であり、そして睡眠薬は正しく使用することが大事です。
睡眠薬を過信せず、睡眠カウンセリングを併用することが、不眠症の早期改善につながります。
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