【ショートスリーパーの疲労回復方法 – なぜ元気なのか】

ショートスリーパーの疲労回復について

記事の著者:ワイエスハートケア代表者

こんなことをよく言われます。⇓⇓⇓

 

『睡眠時間が短いのに疲れが取れるわけがない』

『寝てる間に疲労回復するから疲れがたまってしまう』

『疲れが溜まるからショートスリーパーはダメだ』

『過労死するだろ』

『疲労回復しないから体調崩して亡くなるだろう』

 

はい、ここで疑問があります。

 

ワイエスハートケア代表者は、2020年4月19日現在で、2年間9か月間にも及ぶ3時間~60分本睡眠、90分本睡眠ベースで疲れが溜まることなく元気に過ごせているのでしょうか??

 

本日は睡眠と疲労回復の関係についてお話していきます。

睡眠と疲労回復の関係

なぜショートスリーパーが疲労がたまりすぎることなく元気に過ごせているのか。

それは疲労回復法を理解(思考)して受容(感情)したうえで活動(行動)していることにあります。

 

疲労と疲労回復方法には大まかに分けて2つある

 

『身体疲労』と『脳疲労(精神疲労)』です。

それぞれ解説していきます。

身体疲労

身体疲労は、さらに二種類にわかれ、みなさんも実体験済みの方が圧倒的多数だと思います。

 

動いた時に疲れる

運動したり、体力仕事などがこれにあたります。

 

呼吸は荒くなり、酸素の供給が難しくなり、体が重くなるなどの症状が出ることが出てきます。

 

⇒ この疲労回復方法は、『なるべく動かない』ことだ。

 

100mダッシュしたらその場にへたり込んで動かないことがあると思う。

これは動いたことに対して本能的に疲労回復をする方法を知っていて、疲労回復する行動をとっています。

ほとんど動かないことで疲れる

これは勉強や事務仕事など体全体を動かすことが少ない場合に多いです。

 

血行が悪くなり、肩がこったり、体が硬くなってる気がする。動きが渋いと言ったことが起きます。

 

⇒ この疲労回復方法は、『ゆっくり体を動かす』ことだ。

 

勉強などをしたら、一定時間ごとにストレッチをすると疲れた感覚が少なくなっていくことを感じることが出来ます。

 

ここでお気づきの方もいると思いますが、身体疲労回復の観点から、睡眠と身体疲労回復は直接的関連性はありません

脳疲労(精神疲労)

身体疲労とは別の疲労、それは脳疲労(精神疲労)です。

 

頭を使ったり(すごーく考えこんだり)、普段から五感で得た情報を処理したり、色々してて脳も疲れてます。

 

脳疲労が蓄積すると、認知機能(知覚、記憶、認識、判断力、注意力などなどなど)、その他色々悪影響が出る。

 

そして認知症の原因にもなりえます。

 

この脳疲労の回復にはいくつかあるけど、最も絶大な効果を発揮するのが睡眠ということ。

 

睡眠の本質についても下記の疲労回復のまとめに描きます。

疲労回復のまとめ

疲労回復について一旦まとめます。

 

睡眠の効果は身体疲労には直接的には及ばず、脳疲労回復のためにある。

睡眠が人間にとってなぜ必要か。

睡眠の本質は『脳を修復』し、『脳を創り』、『脳を育て』、『起きたあとの脳のパフォーマンスを向上させる』の4つを行うこと。

 

では、次に、『ショートスリーパーの睡眠で脳疲労の回復ができるか』という点について解説していきます。

ショートスリーパーによる睡眠で脳疲労の回復が可能か

一般的な睡眠のノンレム睡眠とレム睡眠の周期は現代では80分~100分くらいが1サイクルです。

※一昔前の情報では90分サイクルでしたが、2019年11月の睡眠の研修参加時には1サイクル90分説は否定されていました。

 

脳疲労回復に重要なのは『成長ホルモン』です。

脳の『修復』『創る』『育てる』に欠かせないためです。

 

さてこの成長ホルモン。

1サイクル目で大きく分泌されており、2サイクル目はほとんど分泌されていないか、全く分泌されていなません。

 

ということはつまり、睡眠の質を高めれば、80分~100分くらいの睡眠で充分ということになります。

= 睡眠の質を高めた90分前後のショートスリーパー(短眠者)であれば、脳疲労回復と身体疲労回復という点では問題ないということです。

 

ワイエスハートケア代表者の個人的な考えにはなります(一緒に考えてくれる人いないし)が、仮に、睡眠の質を高めて90分前後(1サイクル)未満に睡眠時間を設定した場合、認知機能(本件では、知覚・判断・想像・推論・決定・記憶・理解・計算・学習・思考などを包括して広義的な内容です)に、何らかの影響が出るのではないかと考えています。

 

認知機能の話と1サイクルの成長ホルモンの話を合わせると、90分前後未満の本睡眠は、感情の起伏が激しくなり、感覚が鈍り、理解力の低下、判断力が低下、イメージ力が低下、注意力の低下、記憶力の低下、思考がまとまりにくいということが出てくるのではないかと思います。

 

ワイエスハートケア代表者が60分本睡眠訓練時を思い返してみて、90分本睡眠現在と比較すると、維持すること自体が色々やることがあって大変だったということもあり、若干イライラしやすかった気がします。

 

さらには実例として某代表が感情がコントロールできていなかったのを目の当たりにしている。

 

ワイエスハートケア代表者と嫁さんの経験では、ショートスリーパーの中でも特に苦労なく維持できているのは、3時間・2時間半・90分本睡眠です。。

2時間は睡眠慣性が強い気がします。

 

このことから、ワイエスハートケアでは、45分本睡眠継続が理論上可能と理解していますが、心や脳の健康を損なう可能性のある90分未満の短眠カウンセリングは行わないとしています。

 

現在では⬇

ワイエスハートケア代表者は、90分本睡眠ベース

嫁さんは、2時間半本睡眠ベース

で活動しています。

ショートスリーパーの疲労回復のまとめ

身体疲労回復と脳疲労回復は別で行われています。

 

身体疲労は睡眠とは直接的関連性は全くありません。

 

脳疲労回復には睡眠と深い関係があります。

 

ショートスリーパーであっても身体疲労も脳疲労も、ちゃんと疲労回復するので問題ない。

 

90分前後本睡眠未満のショートスリーパーを実践すると、脳疲労回復が完全に行われていない可能性があるので、情緒不安定など認知機能の低下を引き起こしやすい。

 

疲労回復についてはショートスリーパーでなくても、一般的に応用が可能ですので、以上のことを覚えておくと役に立つことが多く出てきます。

 

疲労回復の話はこの辺で。

では、またね(@^^)/~~~

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