【睡眠不足から不眠症が起きる原因】
不眠症になる原理(原因)とは
《注意》ワイエスハートケア代表者は医師ではないので、ここにいう睡眠障害は、所見がある不眠症等の睡眠障害は除きます。
単純に病気ではないことを原因とした不眠症を指します。
まず、不眠症の定義です。
不眠症とは『①週の半数以上、②通常より睡眠時間が短くなり、③日中の活動に支障をきたし、④3ヶ月以上継続すること』です。
4つ全部揃わないと不眠症とは言いません。
ご注意ください。
不眠症が起こる要因とは?
大きくわけて以下の三つになります。
① 環境
② 気持ち
③ その他
④ ①~③の複合要因
ではそれぞれ解説していきます。
環境
夏は暑くて眠れないとか、夜中に工事の音がうるさくて眠れないなどです。
この状態が続き、眠れなくなり、不眠症を引き起こし、暑いとかうるさいという原因がなくなっても眠れなくなる不眠症が継続します。
気持ち
寝る直前、考え事を継続してたり、気持ちの上で不安や恐怖、イライラなどが継続すると、継続してる分寝れない現象は継続します。
その他
寝よう寝ようと体に力が入っていたり、運動をしたり、暑い風呂に入ったり、誰かと会話する、風邪をひいて頭が痛くて眠れない、昼間ひまだから寝てたら夜眠れなくなったなど、色々あります。
複合的要因
だいたいの不眠症のケースは複合的要因です。
現代の典型的な不眠症は『寝る時までスマホをいじる』ことです。
①暗い部屋で明るい画面を見て、②何かを考えたり感じる、③眠気より眠る気がない(寝るよりスマホいじり)が勝っているという④複合的要因です。
※スマホのブルーライトは眠気を妨げるとネットやテレビでけっこー言ってますが、ブルーライト自体に眠気を大きく妨げる効果はありません。
このように病気でないのに眠れないのは複合的要因により、不眠症へと繋がっていくわけです。
病気ではない不眠症の改善方法
まず、前提として。
病気を原因とする不眠症でなければ、病院やクリニックでの不眠症治療に効果はありませんし、逆に悪化することもあります。
はい、ではどのようにするか。
眠れない原因を除去するだけです。
暑いなら気温や湿度を適度に保ちます。
うるさいのであれば耳栓をする場合もあります。
その他は眠ならないものを自己分析して排除します。
1番大事なのは、思考や感情をとめる事です。不眠症の原因(原理)はここが主原因と言っても過言ではありません。
先程のスマホを例にするなら、画面の光自体に気をつけるより、スマホに表示される内容に対して考えたり感じることが一番の原因になります。
考えれば考えるほど眠れなくなります。
考えることや楽しんでる感情を一旦置いておいてなんも考えずにいるといつの間にか寝てしまうことが多いです。
全身の力を抜くことを忘れずに。
不眠症改善に睡眠薬は不要
上記改善方法からすれば。
今回説明している不眠症については、睡眠薬は不要ということになります。
精神科医(病院やメンタルクリニック)で治療(投薬)して場合は、一時的すぐ眠れる効果はあります。
がーしかし。
そのうち睡眠薬への耐性がつき、睡眠薬が効かなくなり、更には依存性の高さから、睡眠薬の効果が低くなると、薬を求めて情緒不安定となり、睡眠障害だけでなくうつ病の併発や人間関係の不和、最終的には、心身不調に伴う社会的生活の困難など、とんでもないことが起きます。
余程のことがない限り、安易に睡眠薬を使用すると危険なので睡眠薬服用にはめちゃくちゃ注意しましょう。
睡眠薬を使わずして不眠症が治るケースがほとんどです。
眠くなる時、眠れない時を分析して、冷静に対応しましょう。
不眠症は睡眠時間の短さが原因とは言い切れない
ここまでの話で気づいた方もいるかもしれません。
タイトルには睡眠不足で不眠症の起きると書いてある。
睡眠不足については、一人一人個別に、しかも最適な睡眠時間が毎日変化します。
したがって、スタンフォード大学の最高の睡眠通りに7時間寝ることが万人に当てはまることでは無いので、無理してでも7時間寝ようとしないようにしましょう。
7時間だけでなく、6時間がいいと言う人もいれば、僕みたいに90分がいいという場合もある、嫁さんみたいに2時間半がいいと言う人もいるということです。
睡眠は主観性が非常に強く、睡眠不足の定義は人それぞれ、睡眠不足から不眠症になるケースも人それぞれということです。
これも安易に『睡眠不足』と決めつけないようにしましょう。
ではヾ(・д・。)マタネー♪
【タグ検索】